シニアの「下半身&体幹トレーニング」が大切な理由と今日から出来るトレーニングメニュー

❶ どうしてトレーニングが必要なの? → 「人間は足から老いる」から!
(1)「脚の筋肉」が減ると…
- 「転倒」→「骨折」→「寝たきり」の連鎖が起きる
- 脚の筋肉は30代から年に1%ずつ減り、60代では20代の半分に!
- 例:脚が細くなったおじいちゃんが、段差でつまずきやすくなる
(2)「体幹(お腹・背中の筋肉)」が弱ると…
- 「姿勢が崩れる」→「呼吸が浅くなる」→「疲れやすくなる」
- 体幹は「体の柱」。柱がゆがむと全体が不安定に!
- 例:猫背のおばあちゃんが、買い物袋を持てなくなる
❷ トレーニングを習慣化する3つのコツ
コツ1:「ながらトレーニング」で忘れない!
- 歯磨き中→壁に手をついて片足立ち
- テレビCM中→椅子スクワット
- 料理の待ち時間→かかと上げ
「特別な時間を作らない」が続ける秘訣!
コツ2:「見える化」でやる気アップ!
- カレンダーに○印をつける
- スマホでトレーニング動画を保存
- 家族と一緒にやる(孫と競争してもOK!)
コツ3:「ご褒美システム」を作る
- 1週間続けたら好きなお茶を飲む
- 1ヶ月続けたら新しい運動靴を買う
「楽しみ」があると続けやすい!
シニア向け下半身x体幹のトレーニングで転倒予防
「いつまでも自分の足で歩きたい」という願いを叶えるには、下半身の筋力と体幹の安定性が不可欠です。このメニューは、自宅で安全にできるトレーニングプログラムです。
☀️ 朝のルーティン(3分)
1. ベッドで足首回し(左右各10回)
- あおむけで足首をゆっくり回す
- 効果:血行促進、むくみ予防
2. 起き上がり骨盤タップ(10回)
- 膝を立てた状態で、骨盤を軽く床にトントン
- 効果:腰のストレッチ、腸の活性化
🪑 椅子を使ったトレーニング(5分)
1. 安全スクワット(8回×2セット)
- 椅子に手を置き、お尻を後ろに引く
- 膝が90度になるまでゆっくり下ろす
- POINT:「イスに座る→立つ」を繰り返すイメージ
2. 座って腿上げ(左右各5回)
- 椅子に座り、太ももをゆっくり胸に近づける
- レベルアップ:足首に500mlペットボトルを乗せる
🧘♀️ 体幹強化エクササイズ(5分)
1. 壁立ちフラミンゴ(左右各30秒)
- 壁に軽く手をついて片足立ち
- コツ:おへそを引っ込めるように意識
2. 座ってツイスト(左右各5回)
- 両手を胸の前で組み、ゆっくり体をひねる
- 効果:背骨の柔軟性アップ
🌙 夜のリラックスストレッチ(3分)
1. 寝たままブリッジ(5回)
- 膝を立てて、お尻をゆっくり持ち上げる
- POINT:上げた状態で5秒キープ
2. あおむけニーアップ(左右各10秒)
- 膝を抱えて胸に引き寄せる
- 効果:腰のストレッチ
💡 トレーニングの効果を高めるコツ
- 呼吸法:力を入れる時に「フーッ」と吐く
- 水分補給:運動前後にコップ1杯の水
- 痛み対策:関節が痛い時はクッションを敷く
「最初は1日5分からでOK!無理せず楽しく続けましょう」
【メニューまとめ】
時間帯 | メニュー | 所要時間 |
---|---|---|
朝 | 足首回し+骨盤タップ | 3分 |
日中 | 椅子スクワット+腿上げ | 5分 |
夕方 | 片足立ち+ツイスト | 5分 |
夜 | ブリッジ+ニーアップ | 3分 |
「1日合計16分」の投資で、10年後の健康が手に入ります!